レッサーパンダノ考察

立つレッサーパンダが話題を集めているが
第2のタマちゃん探しに余念がないマスコミの産物か、
はたまた動物園関係者の陰謀か、GW突如東京湾
迷い込んだクジラは力尽きて、オラウータン
綱渡りもいまいち。そこに突如、「立つレッサーパンダ
いる」という情報に群がってみたわけだ。
 
今日の特ダネでは、実は立つレッサーパンダ
日本中にいるという事実と、今度は二足歩行の
レッサーパンダがいたというスクープにまで
発展していた。これを見たコメンテーターが
レッサーパンダがいままさに二足歩行の進化の
過程にあるのではないか。数百年後には
カンガルーのように立つのが当たり前になるのでは
などと大袈裟なことを言っていた。
 
一方、カンニングのDVD発売イベントで
同じく二足なのになぜ竹山は人気が出ないのかという質問を
受けた本人は、「あれは餌が欲しいから立っている
だけでしょうが!」と相変わらず切れ芸の王道を見せなが
らも一番まともなことを言っていると個人的には
思う。別にレッサーパンダ騒動を否定するつもりはない。
 
むしろ、子供時代に訪れた上野動物園で一番の
お気に入りはレッサーパンダであった。まー
ここでそんなことを言っても今更感が画面の向こうから
伝わってくるが、当時上野動物園で売っていた
動物カードの表紙がレッサーパンダであったという
事実を覚えている人間はそういないのではと、別に
自慢にもならないことを一人で優越感に浸ってみる。
 
そんな僕から言わせてもらえば、すり鉢状の飼育展示場に
今更レッサーパンダがかわいい!と群がるのは辞めてもらいたい。
どーせ、1年後までその熱を持続させる人はいないのだろうよ。
今まで独り占めできた一愛好家として、迷惑です。