ジョン・ラセターの基調講演を聴く

PIXERがアニメーション制作において大切にしている3つのこと。

 a)おもしろいストーリー
 b)すばらしいキャラクター
 c)信じられる世界

TOY STORY, BUGS LIFE, TOY STORY2, MONSTERS inc, Finding NEMO.
確かに、彼らが輩出してきた愛すべき作品たちに通じる要素である。

どのツールを使うかではなく、ツールを使って何をするかの方がはるかに重要である。
彼は、技術的な質問が相次ぐ日本人に対して、きっぱりと、しつこく断言した。

最も印象に残った一言はこれ。

忘れてはならないのは誰も駄作を作ろうとして作品を作っていないということ。
結果としてそれは駄作なのかも知れないが、
どんな作品でも人の熱意と愛情によって創られたものなのだ。

ジョン・ラセターは心底、アニメを愛する人である。