PIXER

愛すべきPIXERの新作[The Incredibles]公開まであと2週間となった。
今回はあの[アイアン・ジャイアント]のブラッド・バードを監督として
向かい入れ2Dヒーローアニメの世界を3Dで表現しようという試みである。
1年前のジョン・ラセターの公演でまさに作成中の映像を見せてもらった。
「今回はストーリーが抜群なんだ」ってPIXERキャラクター柄のワイシャツを
着て誇らしげに胸を張っていた彼の笑顔を思い出す。
　
かつてCGが真新しかった時代。
学会では、専門用語やら難しい数式の質問が相次ぐものであったが
その学会でジョン・ラセターの[luxo.jr]が発表されると
「あれは母親、父親どちらなのか」という議論に終始したらしい。
つまり、この瞬間CGでアニメを作りたいという夢は確信となったわけだ。
　
やがておもちゃの世界を描いた[TIN TOY]がアカデミー特別賞で評価され
[TOY STORY]として華々しいメジャーデビューを飾ったことは周知の事実である。
以来、[A BUG'S LIFE]で昆虫の世界を表現、[TOY STORY 2]でストーリー性を高め
[MONSTERS INC.]のモンスター対決でライバルの緑の化け物に負ける挫折を味わうが
[FINDING NEMO]ではアニメはもとより映画界の記録さえも塗り替えてしまった。
　
そして、今回の[The Incredibles]。若干アメリカちっくな画風が
日本の子供たちのハートをつかむかはちょっと不安だが
まぁ僕が楽しめればそれでいい。うん。
　
でだ、次の2005年冬公開作品は車が主人公のようである。
http://www.apple.com/trailers/disney/cars/

PIXER株によってスティーブ・ジョブスは救われ、Appleへと戻ることができた。
つまりPIXERがなけれiMacもiPodもなかったということだ。
こんなこと書いて何になるのでしょう。単なる自己満足です。許して。