の大冒険。

Creeper

てつそん2004で不思議な物体発見。

その名は[creeper]現在特許申請中。

最近雨が続いているが、そんな日にデパートなどの
入口で良く見かけるのが傘を入れるビニール袋。

確かにこのビニール袋がないとデパートの床は水
びちゃびちゃで、すべるからものすごく危険。

かといえその床をモップで拭く人件費もままならない。

乱雑に捨てられていく使い捨てのビニール袋は
水に濡れているという理由でリサイクル不能

これスマートじゃないよね。環境にも良くないよね。

そこでこの「creeper]のお出ましだ。

見た目直径10cmほどのおしゃれな輪っか。

これを傘の先に喰い込ませて、えいって上に引き上げると
あーら不思議。スパイラルのおしゃれカバーが出来上がる。

雨水はこのスパイラルにのって先の水受に貯まるって仕組み。
ビニールのように覆われないから自然乾燥になるし、
濡れないし、スパイラルの色をいろいろ替えるとおしゃれにだってなってしまう。

目から鱗が落ちた。
うーむ、すっばらしいアイディア商品だ。

ただ、問題は全員がこれを持っていないと
あのスマートでなく、環境にも悪いビニール袋は無くならないってこと。

お店のノベルティで配る。でも雨の日じゃないと使えない販促は
とってもリスキー。

売るとしたら単価が500円ぐらいらしい。
しっかりと提案したら、そのスタイルだけでも素敵と思う。

傘屋さんのサービスとしても考えたけど、
でも傘屋さんって、そんな頻繁に買いに行くものでもないし
この傘屋さんじゃなきゃ嫌だっていう理由もないか。

まだまだ課題は残る。

でも久々、目的、それに対する攻めの問題提起。それをおしゃれに
現実的に解決+提案するデザインを見た。

デザインは生活で使われて初めてその価値が生まれる。
生活に根付いたデザインでないと意味がない。
と主張するスタルクも顔負けの[creeper]。

なんと美大生の卒業制作だということに、さらに驚き。
思わず「TSUTAYAの中山です」って名刺交換しちゃいました。