リーマンブルース

3月からリーマン生活に突入して思うこと。

なんか週末に近づくにつれて意気消沈している自分がいる。

週末遊びまくってパワー充填してまた1週間頑張りましょうか。

というのがこの3週間、おらのリーマンライフスタイルの現実。

今までは人が休むときに働いて、人が勤勉しているときに

遊んでいることが多かった。

映画館も足伸ばし放題。朝定食がディナーだったりしていた訳だ。

そんな生活を5年間もあきずにやっていたものだから

なんか慣れなくってね。

だから、週末のスケジュールが空っぽなのが嫌で

ついつい、1日に映画館3劇場掛け持ちしたり、移動時間まで計算したり

ずっと連絡とっていなかった友達に連絡して約束したり

している自分がいる。

おかげでスケジュール帳は週末の方が忙しかったりして。

おいおい。

でもね、今まで2連休なんてなかったから

素直に1週間の自分を見つめ直すことが出来るんだな。

今週良かったこと。悪かったこと。誉めたり。反省したり。

Mark Newson のエンブリオチェアに座って

教授のニューアルバムを DENON の PRESTA で流して

iittala のハイボールヒューガルデン-ホワイトを注いで

のんびり身体を癒しながら

マネーボールでも読んで来週1週間のことを考えたりする。

この1週間の節目は今まで無くて、どちらかというと

1ヶ月ずっと全力疾走していた感じだ。

だから1日休んで、もう1日あるというのがとっても爽快。

土曜日は会社行ったりしているけれども、精神的な余裕が全く違うのだ。

街でいろんな発見が出来るようになったのもうれしいね。

お店にいると、ちょっとは他のお店が気になったりするけど

視点は自分のお店に釘付け。

お客様の動き、商品の動き、スタッフの動き、何もかもが

気になって落ち着きが無かった。

競合の展開見て「やられた」「負けらんない」って感じだったのが

素直な消費者の気持ちでコメント読めたり、「やるなこいつ」なんて

ニヤニヤしている自分がいる。

でもこれとっても良いことだと思ったり。

定時を越えても、予定調和のように仕事が振って来るから帰れないのだけど

今は会社の人と世間話したりする余裕があって、そこから発見があったりする。

お店のときは、帰り際に電話が鳴って

出ると「すみません、30曲ぐらいCD探しているんですけど」

なんて問合せが入る。そりゃーお客様だから誠心誠意対応するの

だけど、どこかでへとへとなんだよおらはっていう自分がいる。

尻切れトンボでもう限界ってところで家に辿り着くのがやっとだった。

まぁ、いろいろだけど。

間違いなく感性は劣っていくね。

毎日同じ机に向かって同じ椅子に座って

ずっとパソコンとにらめっこしているわけだ。

そりゃー、電磁波が無くったって、右脳は弱っていくばかり。

お店のときの、そろそろ混むからピーク時の準備しておこうとか

お客様との会話で、実はマーケティングしていたり。

スタッフとの会話で、実はコーチングしていたり。

自然と肌で感じるものがあった。

結局のところ

大事なのはバランスなんだよね。バランス。