がんばれ、東京メトロ。

東京メトロ

4月1日、東京の地下鉄を運営していた帝都高速度交通営団
民営化され東京地下鉄株式会社(愛称:東京メトロ)に変わった。

賛否両論らしいが

英語"Subway"の"S"からフランス語"Metro"の"M"に一新。
あのCMのもとねたがジャック・タチであることは
自転車に乗った郵便配達員が物語っている。
濃い青と淡い青の組み合わせ。そこにはえる白抜きのメトロロゴ。
淡い緑から紺へと変わった駅員さんの制服もセンスは悪くない。

駅構内の地上地図案内所には
なにやら近隣店のDBらしき分厚い冊子を持った
女性の駅員さんが、「どちらかお探しでしょうか?」と一声掛けてくれた。
女性車掌さんを増やし車内アナウンスもとっても感じが良い。

駅ナンバリングも外国人を意識してのことだろう。
また駅構内のサインには日本語、英語に加えて
韓国語がしっかりと入っているところがにくい。

トイレ特別清掃(バイオクリーニング)の実施
また、全駅トイレにトイレットペーパーの設置をするなど
利用者の視点での実行項目がとても心地良い。

ただでさえ、立地が地下という暗いイメージ。
もちろん、駅に至るサイン、車両までのデザイン統一がされていないのは
否めないが、序々に良くなることを期待する。応援する。

全く関係ないが、村上春樹さんの「アンダーグラウンド」を
題材にした舞台が、ドイツ在住の日本人の演出家によって
建設中断しているベルリン地下駅構内で6月上演されるらしい。

話は戻るが、民営化も悪くないね、小泉さん。