大阪なんです。

エレベーター

久々の出張で大阪に行ってきました。
いいですね。
自由ですね。
陸続きの都市とは思えないほど、
別世界。
いい意味で己の既成概念を崩してくれました。
 
エスカレーターのマナーが
東京の「右開け左並び」なのに対して
大阪は逆の「左開け右並び」なのですね。
有名な話らしいですが、
新大阪の駅に着くなりいきなり
カルチャーショック。
(今回で大阪は5回目ですが)
陸続きなのに、何ででしょ。
じゃ、どこが境界線なのかなと調べた
人がいるらしく、名古屋は関西寄り
しかし愛知全体としては関東寄りを
推奨しているらしいとか。
関西の人に「何で大阪は逆なんですか」と
訊ねたところ「何で東京は逆なんですか」
と返されました。
つまりは、そんなところなのでしょう。
 
関西の地下鉄料金は高めで
サービスに斑を感じました。
まず、プラットフォームの分かりづらさ
慣れていないためか
どちらの電車に乗ったらいいのやら
階段降りて、ぐるーとUターンして
階段登ってみたら、
はいそこはプラットフォーム。
なんかマギー一家のよーく考えれば
トリックみえみえの手品にひっかかった様。
マトリックスの要塞のようなドーム型の
プラットフォームに大きな
乾電池型のライトがボンボンと点いていたり、
これはモダンなのか何なのか。
とっても奇妙。(でもおもろい)
一方、車内は滅法過剰サービス。
LEDでUSJへの乗り継ぎ経路やら
連絡電車の終電時刻まで案内される。
バスでありがちな「○○へお越しの方は
こちらでお降り下さい」なんて音声案内も
きめ細かい。アバウトなんだけど
思いやりがある。そんな文化が染み出ている。
 
関東にもあるらしいですが女性専用車両
しっかりと稼動していますね。
それに気づかずサラリーマンが数人
どーんと座っており、周りの女性から冷たい
視線がびしびし。痛いですね。
でも、どうしても女性だらけの車両って
端から見ると妙にいやらしかったり。
これって僕が変なのですかね。
でも、車内アナウンスで
「痴漢は犯罪です。」なんて頻繁に
流れるところからすると
仕方ないのかも知れません。
 
オフィスのエレベーター。
なんと乗る前に上下のボタンではなく
降りる階数のボタンを押すことで
カーゴが来るのを待つのです。(写真)
何たる発想力、その効率性に驚きました。
(本当に効率化してるかは不明ですが)
余程、柔らかい頭をしていないと
こんなこと思いつきません。

と、まぁ。
15分刻みのハードスケジュールで
社長と部長に監視されている状態でしたので
自由に羽根を伸ばせませんでしたが
貴重な体験。
ある期間、大阪で生活したら
もっと己の視野は広くなるのかなと
思いました。