視点の表現方法

fklab

先輩と後輩の社内結婚の式に参列
披露宴と2次会の間に時間があったため[artist in]に行く。
http://www.artistin.jp/
 
[artist in]は大学の同級生が銀座で経営している
アートギャラリー。催し物には毎回招待をもらっている。
 
そこで、慶應義塾大学環境情報学部にて
コミュニケーション論、メディア論の教鞭をとられている
加藤文俊助教授にお会いした。
http://fklab.net/
 
今回の展示は加藤ゼミによる「フィールドワーク展I」
http://vanotica.net/fw101/
ゼミの研究成果である「場のチカラ プロジェクト」の
活動報告を主軸にするものであった。
 
“ふだん見ているけれど、認識していない世界”に触れる。
いつも見慣れている風景や、じぶんが投げ込まれた毎日を、
“異人(ストレンジャー)”となって見直してみる。
 
面白い。様々なポイントで目線の高さで撮影した写真を
地図に鳥瞰マッピングした作品。これを虫眼鏡で
じっくりと観察する。あるいは毎日出先からはがきを
使ってコラムを研究室に送り続けた作品。携帯電話に
カメラが付いた事で、人は日常における自分の視点を
写真として記録することが出来る。その記録が148mm×100mmの
はがきというメディアに統一されたフォーマットで羅列されていく。
 
「いま、はがきが面白いんです」と語る加藤先生に
田舎時間やら、自分が考えている日本を面白くする方法論など
楽しくお話させて頂いた。シンクロとまでいかなくとも
最近、己の情報発信から、アンテナの感度が絶好調だ。
夢しか実現しない。嫌、諦めなければ夢は実現する。