廃校の校舎再利用

廃校再利用の宿舎

穴水では廃校になった小学校の校舎を
一つは宿泊施設に、もう一つは工場に再利用しています。
 
今回は、その自炊型宿泊施設「四季の丘」に泊まりました。
1泊1人当たりの宿泊料金がなんと、1800円!
観光補助金が往復で4000円ですから、2泊してもお釣りがきます。
 
建物と廊下はそのままですが、部屋や風呂場はリフォームされ
ていて、とても綺麗でした。(設置されていた洗濯機がうれしかった)
でも、冬の廊下はやはり寒くて、部屋から風呂場までの移動は
スリッパで駆け足してしまいました。
さすがに、受付事務所に変わった職員室から「廊下を走るな!」と
叱る先生は出てきませんけど。
 
このように廃校の校舎を宿泊施設に再利用するケースは多いようですね。
http://principal.hp.infoseek.co.jp/
今回、我々を受け入れして下さった新田さんは、今は工場に再利用されて
いる校舎を「私が通っていた小学校です」と自慢げにお話して下さいました。
 
ちなみにのと鉄道能登線(穴水〜蛸島)は今月末で廃止になるそうです。
今回は線路しか見ることができませんでしたが、あるものが無くなって
しまうのは、ほんと悲しいですね。せめて横浜の馬車道のように線路だけでも
残す計画があったらいいな。歩道とか自転車道になるとか。
 
少子化に伴い、廃校になる学校はさらに増えていくんでしょうね。
そのうち、どっかの田舎の廃校校舎を買い取って都会から脱出して
事務所をかまえるベンチャー企業なんかが出てこないですかね。
 
校庭が駐車場。体育館が倉庫代わりになったり。各教室を部署ごとに
利用したり。家庭科室をカフェにしたり。理科室を喫煙室にしたり。
音楽室をリラクゼーション室にしたり。図書室を資料室にしたり。
かなり快適なんじゃないかと思ったりします。