とある社長から

トップページがこれって意味不明!だと言われた。
http://seikione.com/
 
でも今朝、見たでしょ。
 
世の中、「ユビキタスだ。ユビキタスだ。」と騒がれていますけど
常日頃の動きがもっと有効に活用されればいいのになと思う。
 
雷が田んぼをマイナスイオンにしてくれるみたいに
地震のエネルギーを蓄積して人類の活力として有効利用できないか。
通勤ラッシュにおける人間の階段を登ることによって発生する
エネルギーを電力に置き換える発想が確か「こち亀」にあったな。
 
世界の車にインターネットが普及すれば、例えばワイパーの動きを集計し
GPSと組み合わせることで、どこで雨が降っているか瞬時に分かる。
なんてことを村井さんと藤幡さんが教壇でしゃべっていたな。
 
両国国技館内に見学者用のまわる歩道を作り、その動力は幕下の力士が
鉄砲柱を押す力でまわっている。力士の足腰が鍛えられ、さらに見学料を
徴収できるから一石二鳥だ。と初場所の両国を見ながら思ったりもしたな。
 
動きに意識していない情報が付加価値として生まれる。
わざわざお金出してワークアウトする現代人。
そのエネルギーが少しでも農業や漁業に活用されないかな。
 
パソナグループが、東京大手町の本社地下2階の都市銀行の金庫だった
スペースに、都会の人たちに農業を身近に感じてもらい、新しい農業を
知ってもらうために「地下農場」を開設した。
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0210a.html
 
一つの答なのかもしれない。応援したいと思う。
でも山形でお米を作っている北澤さんは、米は自然乾燥、太陽にあてないと
味が落ちるともおっしゃっていたな。世の中の既存の動きがお金じゃなくて
新しい価値に生まれ変わる。そんなことを模索したい。

手の届く贅沢

スタバ

会社で使っているマイタンブラーです。
確か何かの販促で余ったものを
スターバックス風に加工しました。
ちなみに裏返すと
ディーンアンドデルーカ風になります。
中身は徳用しそ茶パック。

決意

モノの時代情報の時代人間らしさの時代
そろそろ己のプロジェクトに取り掛かる。
以下、その基礎となっている書を紹介しよう。
 
【主題】いちばん大事なこと―養老教授の環境論 養老 孟司 (著)
いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書)
おなじみ養老先生が、虫、都市化、身体、歴史
などの視点から環境問題について切り込んだ書。
「環境問題は最大の政治問題である」とどんな
環境書よりも的を得ている。これから人類が
真正面から向き合わなければならない問題・課題
であり、日本の若者はこの識者からのメッセージを
真摯に受止めなければならない。
 
【本質】簡素な生活―一つの幸福論 Charles Wagner (原著), 大塚 幸男 (翻訳)
簡素な生活 (講談社学術文庫)
100年も前に書かれたものなのに。だからこそなのか。
人間の本質にまで到達している書。
この100年、複雑なものに惑わされた人類が
いかに本質を見失っているか明白となる。
「簡素」や「質素」という言葉を聴いて
マイナスなイメージしか思い浮かばない人に
是非、読んでもらいたい大切な書。
 
【行動】手仕事の日本 柳 宗悦 (著)
手仕事の日本 (岩波文庫)
民藝運動の提唱者でもあった柳宗悦
日本各地に残る手仕事を懇切丁寧に紹介した
貴重な書。人間の叡智は人間の身体によって
しか受け継ぐことができない。
ヨーロッパにおけるブランド構築に
多大なる影響を与えたジャポニズム
自然との対話が必然であった日本だからこそ
築くことのできた宝物の記録。

休日満喫

★「ASIMO
http://www.honda.co.jp/ASIMO/
実物のASIMOを見に行く。まぁ、腕のみとか上半身のみとか
配線向き出しの愛嬌すらないロボットがわんさかいた
1985年のつくば万博から比べればものすごい進歩である。
二足歩行はもちろんのこと相手の動きを自ら察知して、物まねしてくる。
初対面の人間とボディーランゲージが出来るわけだ。
しかし20年の歳月をかけても、これまでかという見方も
出来なくもない。それだけ人間という身体が複雑なのである。
 
★「ルイ・ヴィトン〜時空を超える意匠の旅展」
http://www.roppongihills.com/jp/events/i8cj8i000001bw5c.html
モノグラムのルーツを知る。テレビ番組と、いくつかの書籍で
そのルーツの予備知識はあったものの、ここまで緻密に
アール・ヌーヴォー、ゴシック、ジャポニズムからの影響を
ストーリーだてて体感できる展示はあまり類を見ない。
ヴィトン家で実際に使用されていたタイル模様から、
日本の工芸品がヨーロッパで認識、評価された1867年パリ万博
における展示品にまで及ぶ。
 
★「アーキラボ〜建築・都市・アートの新たな実験展」
http://www.roppongihills.com/jp/events/i8cj8i000001akdv.html
1970年の大阪万博で描かれた21世紀は幾何学な建物が乱立していた。
ところが、いざ2000年を超えた現在、その30年ほど前に描かれた
図からはまだ遠く、むしろ無味乾燥な都市であることはもう1年以上
展示され続けている「森都市未来研究所」を見れば一目瞭然である。
建築は、資金がかかる上に失敗の許されない領域であるためであろう。
故に、実験展からは脱現実主義的な建築界の決意みたいなものさえも
感じることができた。人体の適応能力を再認識できるような膨大な
提案。建築家は間違いなく先を見ている。
 
★「スーパー・サイズ・ミー
http://www.supersizeme.jp/
今年の愛知万博の飲食施設は25店舗入るそうだが、テーマに沿った
12店舗は既に確定している。ところが、残る13店舗は一般公募であるらしい。
http://www.expo2005.or.jp/jp/N0/N2/N2.1/N2.1.3/
残念ながら、ほとんどが余所者であろうと想像する。マクドナルドやら、
ケンタッキーやらが並ぶのだろう。日本が誇るファースト・フードである
回転寿司はあるらしいが、立ち食い蕎麦、讃岐うどん、おにぎりなどにも
頑張ってもらいたい。あるいは、開き直って、思いっきりアメリカナイズする
のはどうだ。TACOBELLやら、IN-N-OUTなども入れて、BUGER KINGにも
この際ぜひ復活してもらって。と逆切れしてみたが。
 
本来であれば、資源問題、食糧問題への対策を模索すべく、自給自足の提案
だの、今回の万博にはもっと真剣に「食」について追求して欲しい。
世界の「食」を楽しむ。そんな幸せボケなことを世界規模のイベントで
やっているから協議会での説得力も無くなるのだ。輸入最大国らしく
アメリカ産、オーストラリア産、国産それぞれの牛丼屋を開店させて競わせ
結果をアメリカ政府につき返すなど。世界で最もエネルギーを浪費している
国と、おそらくその規模すら軽く越すであろう国に、日本の立場を
アピールする絶好の機会だと思う。そのぐらい強気なことをそろそろしても
いい頃合では。
 
と万博つながりでまとめてみたが、支離滅裂。