肉弾
また心優しい偉大な方が亡くなった。
熱い闘志を心に秘めつつ
謙虚に強かに真正面から大真面目に
ぶつかっていくその姿勢。
一緒に観た「肉弾」が脳裏を蘇る。
監督、安らかにお眠り下さい。
http://www.sankei.co.jp/news/050219/bun046.htm
行きたいけど
行けない。悔しすぎる...。
http://www.qualia-manifesto.com/asahi-culture18.html
この講座、本になってくれないかな。
はぁ。
とある社長から
トップページがこれって意味不明!だと言われた。
http://seikione.com/
でも今朝、見たでしょ。
世の中、「ユビキタスだ。ユビキタスだ。」と騒がれていますけど
常日頃の動きがもっと有効に活用されればいいのになと思う。
雷が田んぼをマイナスイオンにしてくれるみたいに
地震のエネルギーを蓄積して人類の活力として有効利用できないか。
通勤ラッシュにおける人間の階段を登ることによって発生する
エネルギーを電力に置き換える発想が確か「こち亀」にあったな。
世界の車にインターネットが普及すれば、例えばワイパーの動きを集計し
GPSと組み合わせることで、どこで雨が降っているか瞬時に分かる。
なんてことを村井さんと藤幡さんが教壇でしゃべっていたな。
両国国技館内に見学者用のまわる歩道を作り、その動力は幕下の力士が
鉄砲柱を押す力でまわっている。力士の足腰が鍛えられ、さらに見学料を
徴収できるから一石二鳥だ。と初場所の両国を見ながら思ったりもしたな。
動きに意識していない情報が付加価値として生まれる。
わざわざお金出してワークアウトする現代人。
そのエネルギーが少しでも農業や漁業に活用されないかな。
パソナグループが、東京大手町の本社地下2階の都市銀行の金庫だった
スペースに、都会の人たちに農業を身近に感じてもらい、新しい農業を
知ってもらうために「地下農場」を開設した。
http://www.kantei.go.jp/jp/m-magazine/backnumber/2005/0210a.html
一つの答なのかもしれない。応援したいと思う。
でも山形でお米を作っている北澤さんは、米は自然乾燥、太陽にあてないと
味が落ちるともおっしゃっていたな。世の中の既存の動きがお金じゃなくて
新しい価値に生まれ変わる。そんなことを模索したい。
決意
モノの時代<情報の時代<人間らしさの時代
そろそろ己のプロジェクトに取り掛かる。
以下、その基礎となっている書を紹介しよう。
【主題】いちばん大事なこと―養老教授の環境論 養老 孟司 (著)
おなじみ養老先生が、虫、都市化、身体、歴史
などの視点から環境問題について切り込んだ書。
「環境問題は最大の政治問題である」とどんな
環境書よりも的を得ている。これから人類が
真正面から向き合わなければならない問題・課題
であり、日本の若者はこの識者からのメッセージを
真摯に受止めなければならない。
【本質】簡素な生活―一つの幸福論 Charles Wagner (原著), 大塚 幸男 (翻訳)
100年も前に書かれたものなのに。だからこそなのか。
人間の本質にまで到達している書。
この100年、複雑なものに惑わされた人類が
いかに本質を見失っているか明白となる。
「簡素」や「質素」という言葉を聴いて
マイナスなイメージしか思い浮かばない人に
是非、読んでもらいたい大切な書。
【行動】手仕事の日本 柳 宗悦 (著)
民藝運動の提唱者でもあった柳宗悦が
日本各地に残る手仕事を懇切丁寧に紹介した
貴重な書。人間の叡智は人間の身体によって
しか受け継ぐことができない。
ヨーロッパにおけるブランド構築に
多大なる影響を与えたジャポニズム。
自然との対話が必然であった日本だからこそ
築くことのできた宝物の記録。
休日満喫
★「ASIMO」
http://www.honda.co.jp/ASIMO/
実物のASIMOを見に行く。まぁ、腕のみとか上半身のみとか
配線向き出しの愛嬌すらないロボットがわんさかいた
1985年のつくば万博から比べればものすごい進歩である。
二足歩行はもちろんのこと相手の動きを自ら察知して、物まねしてくる。
初対面の人間とボディーランゲージが出来るわけだ。
しかし20年の歳月をかけても、これまでかという見方も
出来なくもない。それだけ人間という身体が複雑なのである。
★「ルイ・ヴィトン〜時空を超える意匠の旅展」
http://www.roppongihills.com/jp/events/i8cj8i000001bw5c.html
モノグラムのルーツを知る。テレビ番組と、いくつかの書籍で
そのルーツの予備知識はあったものの、ここまで緻密に
アール・ヌーヴォー、ゴシック、ジャポニズムからの影響を
ストーリーだてて体感できる展示はあまり類を見ない。
ヴィトン家で実際に使用されていたタイル模様から、
日本の工芸品がヨーロッパで認識、評価された1867年パリ万博
における展示品にまで及ぶ。
★「アーキラボ〜建築・都市・アートの新たな実験展」
http://www.roppongihills.com/jp/events/i8cj8i000001akdv.html
1970年の大阪万博で描かれた21世紀は幾何学な建物が乱立していた。
ところが、いざ2000年を超えた現在、その30年ほど前に描かれた
図からはまだ遠く、むしろ無味乾燥な都市であることはもう1年以上
展示され続けている「森都市未来研究所」を見れば一目瞭然である。
建築は、資金がかかる上に失敗の許されない領域であるためであろう。
故に、実験展からは脱現実主義的な建築界の決意みたいなものさえも
感じることができた。人体の適応能力を再認識できるような膨大な
提案。建築家は間違いなく先を見ている。
★「スーパー・サイズ・ミー」
http://www.supersizeme.jp/
今年の愛知万博の飲食施設は25店舗入るそうだが、テーマに沿った
12店舗は既に確定している。ところが、残る13店舗は一般公募であるらしい。
http://www.expo2005.or.jp/jp/N0/N2/N2.1/N2.1.3/
残念ながら、ほとんどが余所者であろうと想像する。マクドナルドやら、
ケンタッキーやらが並ぶのだろう。日本が誇るファースト・フードである
回転寿司はあるらしいが、立ち食い蕎麦、讃岐うどん、おにぎりなどにも
頑張ってもらいたい。あるいは、開き直って、思いっきりアメリカナイズする
のはどうだ。TACOBELLやら、IN-N-OUTなども入れて、BUGER KINGにも
この際ぜひ復活してもらって。と逆切れしてみたが。
本来であれば、資源問題、食糧問題への対策を模索すべく、自給自足の提案
だの、今回の万博にはもっと真剣に「食」について追求して欲しい。
世界の「食」を楽しむ。そんな幸せボケなことを世界規模のイベントで
やっているから協議会での説得力も無くなるのだ。輸入最大国らしく
アメリカ産、オーストラリア産、国産それぞれの牛丼屋を開店させて競わせ
結果をアメリカ政府につき返すなど。世界で最もエネルギーを浪費している
国と、おそらくその規模すら軽く越すであろう国に、日本の立場を
アピールする絶好の機会だと思う。そのぐらい強気なことをそろそろしても
いい頃合では。
と万博つながりでまとめてみたが、支離滅裂。