駄目な人の前をメザシを持って移動中

朝、中途入社研修なるものをしに
普段とは逆方向に出勤する。
どうもいつもより学生が多い。
しかも、皆、どんよりとした面だ。
 
ま、そりゃかつての僕も高校時代は、
喜多見の寮から新宿、池袋と
乗降客数国内1位と2位と乗り継いで
目白の学び舎へと通ったもので
若気の笑顔を振りまいて通勤して
いた訳ではないが、今ほどではない。
  
きっと楽しくないのだろうよ。
きっと自分を抑制しているのだろうよ。
正直、公立でも良かったのだけどお袋さんが
私立じゃなきゃなぞと言われたのだろうよ。
などと余計なお節介なことでもほざきながら
駄目なメザシや。メザシ。
いよ、日本一。
 
フランチャイズビジネスでも語っておけば
宗教まがいの伝道師となり
みるみる目を輝かせる水を得た魚たち。
いつかはその目もメザシのように
濁らなければ良いのだが。
そうはさせぬと力むばかりに
デニーズへようこそ残舞の夕飯で
米ナスでも食らう腹痛さ。加盟店募集中。
 
夢を語るも結局はゆでがえる。
一人の意思決定に基づくビジネスモデルに
浮かびつつ。ふと気がつけば
自己満足ならぬ組織論の展開ばかり。
そこは飛べぬメザシよ。メザシ。
宇宙は宙と言うけれど
いつかは行ってみたいぞブラックホール
つべこべ言わずに、飛べや。飛べ。