「浪人街」堪能。

5ヶ月越しで楽しみにしていた舞台
「浪人街」を観に行く。
平日の夜19時から舞台なんて悠長なもの
だけど、役員会を翌日に控えた
サラリーマンにとっては至難の業。
案の定、開演には間に合わず
3時間舞台の中休憩5分前に到着。
唐沢寿明と中村獅童の緊迫した
立ち回り最中に1200人もの鯉たちが
パクパクしている青山劇場。
前列2列目の席に割り込む傍迷惑な
人になってしまった。失敬。
　
キャストも相当だけど
久々に気合の入ったプロの舞台であった。
当然か。水と血糊のしぶき合戦。
欲を言えば、もうちょっと後ろかつ
上の席で、大迫力の殺陣を立体的に
楽しみたかったが、唐沢寿明の整った顔と
松たか子の愛くるしい瞳が堪能できて満足。
さらに、伊原剛志はやはり時代劇が似合うことを
再確認できて、身内のお兄さんが舞台に出ているような
親近感をどことなく漂わせる不思議な役者さんだ。
ワダエミさんのHEROに続く渋い色と江戸ハイカラ
の絶妙なコンビネーションが鮮やかな衣装と、
毎度だが教授の賛否両論の音楽と、さすが
「東京サンシャインボーイズ」山田和也さんの
理屈抜きに面白い演出。無理した以上に
ジャパニーズ・エンターテイメント。
しかと受け止めた。
　
さあて、会社にでも戻って
役員たちをぎゃふんと言わせる資料でも作りますか。
はぁ、ローマは１日にして成らず。
吉田くん。やっぱりウルトラマンシリーズの
人形は一気に揃わないんだよね。
あ、あと中村獅童は古沢にそっくりだった。
古沢に自信つけたような。ほんとそんな感じ。
http://www.tbs.co.jp/p-guide/event/roningai/index-j.html