日曜日のフライパン

おだぷの事務所で久々料理をした。
料理といっても必ず炊いてあるご飯と
冷蔵庫にあった卵と塩としょうゆで
味付けしたシンプルな炒飯を二人前作った。
 
おだぷがパラパラの焼き加減がうまい
と誉めてくれた。
そうそう、大学4年間は炒飯とペペロンチーノ
をひたすらこだわって作り続けていた。
 
炒飯は卵で米一粒一粒をコーティングする
周富徳の秘伝をマスターし、盛り付け皿に
油が残らない程度の炒め加減。自信がある。
ペペロンチーノでは葫の焼き加減。低温で
はなく高温でもない絶妙なオリーブオイルの
温度で固すぎず、焦げすぎず、ほくほくの
葫。さらにはパスタにからむベーコンの切り刻み。
自信がある。
 
早速おだぷがサラダ油と
鶏がらスープのもとを買って来てくれた。
よーし作るぞ!炒飯。
誉められるとうれしくなる。
誉められると調子にのる。
日曜日の午後。三十路です。