決断力

午後、六本木ヒルズでよっしーとランチ。
GREE新オフィスにもお邪魔する。
陽当たりの良い席でいろいろ話す。
結論「早い方がいいよ」という決断力の話だったな。
よっしーとはいつも男としての人生論に終着する。
何度会っても年下に思えない。
自分が幼稚なのか、よっしーが生き急いでいるのか。(笑)
どちらがいいとか悪いとかの話ではなくて
ITという業界は人をタイムスリップさせる。
早くリタイアして自由自適な老後を過ごすもよし。
僕みたいにうじうじ遠回りするのもよし。丁度
大器晩成といううまい言葉もある。(最近聞かないが)
どちらにしろ30代前半が山場であることについては
よっしーと意見が合致した。
悔いのない5年を過ごすために、だからこそ
「決断力」が今求められているという意味でだ。
 
それにしても、世の中ティーンエイジャーが元気である。
宮里藍にしろ、シャラポワにしろ。その雄姿に
ただただ素直に感動すればいいところを
ついついその活躍の背景に、マイケル・ジャクソン
今を透視してしまうのは僕だけだろうか。
イメージし辛かったら、福島晃子と、グラフでどーだ。
マイケル・チャンは元気かな?(全く関係ないが)
つまりは僕がそれだけ年をとり、頭が広くなったようで
固くなってしまった証拠なのだが。
尤もスポーツの世界、つまり身体の世界での話であるから。
身体能力のピークとともに衰えるのは至極当然のことである。
しかし、ここで着目したい点は、
彼らに共通している親の存在である。
 
北朝鮮からの映像で、子供離れした優等生らの姿を
よく目にするが、これを大人の都合の良いように教育した
産物というのは考え過ぎだろうか? 日本においても
勉強が出来て、成績は一番、東大に入学。一流企業に入社
するが、辞めてぷー太郎をしているというのは
珍しい話ではない。いわゆる、にんじんを目の前にぶら下げた
背伸び教育である。もちろん、プロスポーツにおいても
イチローしかり、松井秀喜もそうだが、30を超えても
進化、成長し続ける選手はいる。他の業界でもそうであろう。
では、何が違うのか。それは単に本人の「決断力」に尽きる。
しつこいが、どちらが優れているとか、優れていないとかを
言たいのではない。他人の人生など僕の知ったこっちゃない。
しかし、自分自身に対して「決断力」ということを
把握しておきたい。ただそれだけである。