お昼の冒険心

今日のお昼はおやじーずとご一緒した。
僕の勤めている会社は総じて若いのだが
クレーム対応など経験値を必要とする
業務には、それ相応の方がいらっしゃる。
  
別にみんながおやじーずと呼んでいるわけ
ではないし、僕も初めてそんな呼び方を
ブログ的という言葉があるかどうかは
知らないが、そして、これが果たしてブログ
といっていいものなかどうかも分からないが、
伝わればいいから、敢えて使ってみる。
 
ものすごく頼りになり、そしてとっても
尊敬できる素敵なおやじーずであることは
誤解がないように補足しておく。仕事っぷり
ももちろんだが、結婚式のスピーチなんぞ
させたら、もうおやじーずの独壇場である。
 
そこでだ、論点はこのおやじーずが
とっても美味しいお食事何処を開拓している
ことだ。丁度、今の新しいオフィスに
引っ越してきて1年が経ち、およそ各々、
お昼のお食事何処レパートリーは固まりつつ
ある頃合だ。
 
だが、何度もこのおやじーずに連れて
いってもらうお店は「こんなところが
あったとは!」とまるでファミコン
裏技でも教えてもらうかのような驚きが
伴う。例えが古すぎたが、そんなお店の
席で目の前に座るおやじーずの勝ち誇った
ニコニコな笑顔からは、ついつい敗北感を
感じてしまうのだ。
 
己に足りないのは何なのか。
美味しいものを嗅ぎつける動物的勘か、
経験値か、それとも心の余裕か。
同じ場所。同じ時間。にも関わらず
何故負けた。情報から探り当てる能力が
持て囃される時代だが、まだまだ年配から
学ぶことは多く、尽きない。